「レモンジーナ」品薄商法のツケが、現場に押し寄せていて驚いた。
1、レモンジーナを2本買うと、ポテトチップスが付いてくる!?
サントリー食品の、果汁入り炭酸飲料「レモンジーナ」が発売休止を発表し、「品薄商法ではないか?!」との批判が後を絶たない模様です。
詳しい情報は上記サイトなんかを見ていただければと思いますが、
サントリー食品によれば、2015年12月末までの販売計画100万ケースを、3月31日の発売からわずか2日で125万ケース出荷し、年間目標を上回ってしまったとのこと。
この販売計画に対して、「見込みが甘すぎる」「嘘くさい」との意見が続出しているようです。
その意見の根拠の一つが、姉妹品である「オランジーナ」の販売量について。
レモンジーナの姉妹商品である「オランジーナ」も発売当初、計画を大きく上回る売れ行きをみせた。
日本で発売された2012年、オランジーナは当初販売計画200万ケースを大きく上回る900万ケースの販売となった。その後もオランジーナは売り上げを伸ばしており、サントリーは2013年の販売目標を対前年133%の1200万ケースと設定していた。
レモンジーナって品薄商法でしょ?2012年もオランジーナの販売計画を200万→800万ケースに修正してるし、新商品とはいえその1/8の100万ケースってこれが事実なら販売計画の立て方が下手すぎる。サントリー食品インターナショナル大丈夫か?
— ざきやまウィンチェスター (@z_a_ki3) April 2, 2015
オランジーナ - Wikipedia http://t.co/32PWwstZDl
「発売初年度は当初の販売目標として200万ケースが設定されていたが、発売開始1ヶ月で達成。予想を大きく上回る販売を記録したため生産体制を強化したことで~」
レモンジーナも同じシナリオ。
— ざきやまウィンチェスター (@z_a_ki3) April 2, 2015
とまあ上記の引用ツイートがすべてを物語ってくれていますが、、
ただ僕は、この「品薄商法」自体には、「ふぅん…」といった程度の印象しか抱いていませんでした。
たしかに、ちょっとタチが悪い印象はありますが、「マーケティング戦略の一つです」と言われれば、まあ納得できなくはないかな、というのが僕の認識です。
ただし、「品薄商法」それ自体は許せても、
実際には全然「品薄」じゃない!
という点に関しては、さすがに問題なんじゃないかと思っています。
2、レモンジーナを必死に売る試飲販売のパート店員
どこの店に行ってもレモンジーナが山積みされているという印象を持っている方は多いと思います。
もちろん全ての実態を把握できているわけではありませんが、自分が見かけた数店舗のスーパーでも、どこも山積みといっていい状態でした。
そんな中、土曜日である今日、都内某所の「西友」に行くと、「レモンジーナ」の試飲販売が行われていました。
その店舗では、ドリンクの陳列棚に並んだレモンジーナとは別に、特設コーナーとしてレモンジーナを並べて陳列し、試飲販売をしていたのですが、、
パート女性の呼び込みの声を聞き、耳を疑いました。
パート店員「ただいまレモンジーナ2本お買い上げの方に、ポテトチップスをお配りしています!」
・・・えぇ!?
見ると、パート店員の足元に、「カルビー西友様用サンプル」といった貼り紙がされた、ポテトチップスが入った段ボール箱が。
なんとその店では、カルビーの力を借りて、レモンジーナを捌いていたのです。
けど当然ですが、カルビーのポテチはすぐになくなってしまい、また丸腰(?)で販売をしなければならないことに。
しかも陳列棚の脇に目をやると、未開封の「レモンジーナ」の段ボール箱が山積みされているじゃないですか!
苦肉の「ポテチ付け合わせ作戦」も、圧倒的な在庫量の前には、微々たるものだったようです。
3、「品薄商法」を突っ込まれ、パート店員さんタジタジ。
僕があっけにとられて立ち尽くしている中、案の定というか、寄ってきた客から、店員に質問が飛びます。
客「これ(レモンジーナ)って品切れ状態って聞いてたんだけど・・・?」
店員「(在庫の段ボールを開封しながら)あ、はい。売り切れの店もあるみたいでして・・・」
客「でも、どこも結構あるわよ?」
店員「(段ボールから陳列棚に補充しながら)そういう店も、あるみたいです、はい・・・」
という、言わされてる感丸出しの、なんとも涙ぐましいやり取りが。
こんな風に客に文句を言われながら、工夫を凝らしてレモンジーナを陳列・販売する――そんな光景が日本中のいたるところで見られているのかと思うと、なんとも言えない気持ちになります。
4、「出荷」量でニュースを作り、小売店を困らせるサントリー
冒頭でも言いましたが、僕は「品薄商法」自体を即座に否定するつもりはありません。製造量を絞り、意図的に需要が供給を上回るように調整し、ニュースにして購買意欲をあおる。
このやり方だと、「客の欲しいときに商品がない」というリスクも発生しているわけで、そのリスクを背負う覚悟があるなら、まあ黙認してもいいのではないか(あまり気持ちよくないけど)というのが僕の考えです。
けど、今回のケースは少し話が違う気がします。
今回は、大量の商品を半ば強引に小売店に出荷し、その「量」をニュース化することで、あたかも大量に「売れた」かのような印象を消費者に与える、というもの。
これでは、大量に捌かねばならないスーパーなどの小売店がシワ寄せを食らってしまいます。
僕は詳しくないので、売れ残った場合どういった処置がとられるのかなど不明点はありますが、店員さんの涙ぐましい販売の努力を目の当たりにした今、今回の「商法」の被害者は、現場で商品を売っている人たちなのではないかと思えてしまいます。
さすがに「ポテチ付け合わせ作戦」を目の当たりにしてしまった以上、問題だと感じずにはいられませんでした。
そもそも、どうして小売店は、大量の在庫を抱えなければならなかったんでしょう?
やはりそこは圧力というか、力関係があるのでしょうね・・・。
この騒動を契機に、サントリー食品はじめ各メーカーが「適正な販売計画」を立てるようになることを祈ります。
ちなみにこのレモンジーナ、西友では1本77円で売られていました。
西友は庶民の味方です笑。
道端アンジェリカを完全論破!?「お金がない人」のほうが性格いいことが証明される。
1、お騒がせモデル道端アンジェリカを、社会心理学者が論破した!?
最近何かとお騒がせなモデルの道端アンジェリカさん。
1日放送の「ホンマでっか!?TV」で、「お金がない人は性格が悪い」と持論を展開させ、今ネット界隈でひんしゅくを買っております。
headlines.yahoo.co.jp
道端アンジェリカ「お金がない人は性格が悪い」
なんでも番組内で、
「お金もっている男性は大体優しい♪」
「お金ない人の方が本当に性格が悪い♪」
と仰せになられたとか・・・。
な、なんだと!?
これはお金のない僕としては、ゆゆしき事態です。
風評被害です。
道端アンジェリカさんといえば、先月の「解決!ナイナイアンサー」に出演した際にも、
「週に1度はベビーシッターに子どもを預けてデートしたい♪」
「(結婚相手は)年収5000万円は絶対欲しい♪」
など、独自の結婚観を語って、「ワガママ」「自己中」などと炎上したばかりです。
※ただ、個人的にはこっちの発言は別に問題してません。
個人の感覚を語ることは自由ですし、誰かをDisっているわけじゃないですし。(あくまで価値観の問題。)
なにかとお騒がせな道端アンジェリカさんですが、そんな彼女を痛快に成敗するかのような記事を見つけたので紹介します。
2、金持ちより貧乏人のほうが人助けをすることが判明。
外国で、次のような研究がなされたようです。
社会心理学者であるPaul Piff(ポール・ピフ)氏が、
「金持ち」と「貧乏人」の比較実験を行い、お金と心の関係性について研究した、その結果発表の模様が、ログとして記事化されています。
彼はいくつかの視点で実験を行い、
その結果、
人は裕福になるにつれ、「自分の成功は他人を踏み台にしてこそ」という見方をしていく。
という結論を得たとのことです。
3、金持ちより貧乏人のほうが人助けをすることが判明。
記事には、「高級車ほど交通違反をする傾向がある」など、いくつかの興味深い実験結果が記されていますが、
痛快なのは記事の中ほど、
「ゲームをしたとき、賞金を獲得すべくズルをするのはどんな人か?」
という実験の結果です。
少し長めですが引用します。
ポール:また、ゲームをしたとき賞金を獲得するために「ズル」をするのはどんな人か? 「ズル」をしないのはどんな人か? も実験しました。あるゲームではコンピュータを使って、12点より高得点が取れないように設定しました。ところがお金持ちであればあるほど、50ドルの賞金を得るために「ズル」をするのです。
子どもたちのために取り置きしてあると言ってあるキャンディーです。そのキャンディーをですね……。
(会場笑)
ポール:冗談で言っているのではないですよ? 実験の参加者にはっきり言ってあるのです。
「このキャンディーは他の研究室での実験に参加している子どもたち用ですからね」
ポール:そして、参加者がいくつキャンディーを取るか観察しました。
(会場笑)
ポール:自分を金持ちだと思っている人は、自分が貧乏だと思っている人の2倍のキャンディーを取りました。
(会場笑)
自分を金持ちだと思っている人は、自分が貧乏だと思っている人の2倍のキャンディーを取りました――
ですって。
聞いた!?
ねえ聞いたアンジェリカ!?
社会心理学者による実験では、道端アンジェリカさんの発言とは全く逆の結果が得られたようです。
それにしても、「人は裕福になるにつれ、『自分の成功は他人を踏み台にしてこそ』という見方をしていく」
って、
これ、道端アンジェリカさんが身をもって証明してくれてるんじゃないの!?
って感じですね笑。
ぷぷ、頑張ってセレブと結婚なさってください。
4、まとめ
ちょっとムキになって鼻息が荒くなってしまいましたが、
この実験結果は興味深いものの、
僕は金を持っている人だって性格いい人は大勢いると思うし、財産の有無で人間の性格を判断するなんて、馬鹿げていると思っています。
お金を持っている人も、そうでない人を、今一度自分を顧みて、
「性格が悪い」と思われる点がないか、振り返ってみましょう。
目指せ、良い社会! ←どんな結論だ。
ブログをサボりがちな僕の背中を、「過去記事」が支えてくれた。
1、ブログは毎日更新したほうがいいと言うけども・・・。
僕はいわゆる「プロブロガー」を目指しているわけありません。
将来的にアフィリエイトやAmazonアソシエイトなんかで多少お小遣いが稼げたらいいなーという下心はありますが、
ブログ執筆を本業にしようなんて気持ちはさらさらないわけで。
なので現時点では、自分の書いた文章が多くの人に読まれたら素敵だなーくらいの感覚で、更新を続けているわけです。
けど、当たり前ですが、ブログ開設から1か月にも経たない現時点では、決して多くの方がサイトに訪れてくれるわけではありません。
これは当然といえば当然なのですが、、
とは言いつつ、他のほぼ同時期にブログをスタートさせた方なんかが、順調にアクセス数を伸ばしているらしい記事を読んだりすると、少し気持ちが滅入ってしまうのです。
こんなネット世界の片隅で愛を叫んでも、誰にも届かないのかなー
なんて。
(叫んでないけど。)
まあそんなわけでここ数日、ブログの執筆をサボってしまっていました。
(まあ、単純に慌ただしいかったというのも、なくはないですが。)
2、ブログを数日更新していないのに、アクセス数が倍増!?
そんな中でふと、はてなブログのアクセス解析のページを見てみたら、、
なんと、過去最多のアクセス数を記録しているではないですか!?
弱小ブログなので具体的な数字を公表するほどのことではないですが、これまでで一番訪問者を読んだ以下の記事を更新した直後の、倍に迫る勢いの訪問者があったのです。
【総括!】「ラッスンゴレライ」もう飽きた?8.6秒バズーカーが爆速で飽きられた6つの理由 - mediaworkerの雑感
その一日が特別というわけではなく、翌日も(最多ではないものの)なかなかのアクセス数を稼いでいました。
いちおうGoogleアナリティクスを導入しているので流入経路を調べてみたのですが、色んな記事にまんべんなく人が訪れていました(主に検索から。)
そして僕は思ったのです。
これや・・・これがブログの可能性や!!
(※注:関西人ではありません。)
3、「ブログは続けたものが勝つ」の意味が少し分かった。
よくイケダハヤト氏や、プロブロガーの方なんかが、「ブロガーやアフィリエイターを目指すなら、成功の秘訣は続けることだ」という趣旨の発言をされていますが、
ブログの利点は、
記事を更新しなくても、過去記事が客を呼んでくれること
なんだなと、
この数日で実感しました。
何をいまさらと思われる方がほとんどでしょうが、次の2つの「期待」を実感として持てたことは、自分にとって大きいです。
1、これからどんどんアクセス数が増えていく。
「過去記事」がアクセスを呼ぶのなら、記事を増やせば増やすほど、訪問者は増えるはず。
2、「過去記事」も、いつか読まれるかもしれない。
今はたいしたアクセス数でなくても、今後ブログ自体の訪問者が増えていけば、過去の記事にも目を通してもらえるかもしれません。
ブログ自体の評価が上がれば、記事の検索順位が上がるということもあるようですし、これは僕みたいに、「読んでほしいから記事を書く」という「単純ブロガー」には、とても励みになる期待です。
4、だから、ブログを続けよう。
現時点でも、わずかですが、このブログにスターやブックマークをつけてくださる方がいらっしゃいます。
その感謝の気持ちをバネに、そして、過去記事からの励ましをエンジンにして、これからも記事を更新しようと思います。
そして飾らない記事も書いて、同じような気持ちになってる方に(もちろんそれ以外の方にも)有益な記事を書いていきたいと思います!
名言集を読んで、一番心に響いた「偉人の名言」を紹介します。
1、偉人たちが遺した名言は、意外としっくり来ないものが多い。
皆さんは、松下幸之助が遺したこの名言を知っていますか?
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。
まあ、わりと有名な名言ではありますが、、僕、これを見ると、思っちゃうんですよね。
出すぎた杭は打たれないが、抜かれる。
って。
たしかに、何かに突出した人間は、周囲の人たちに才能を潰される、というようなことはないのかもしれません。
が、
逆に組織のあぶれ者になっちゃうなんてこと、よくあるんじゃないでしょうか?
それが日本の社会のよくないとこでもあるのですが・・・。
とにかく、このように名言がしっくり来ず、つい反論――いわば「アンサー名言」(笑)が浮かんでしまうこと、
よくありませんか??
2、「偉人のアフォリズム101」を読んだのだが・・・
なぜこんなことを書き始めたかというと、偉人たちの名言を集めた本、「偉人のアフォリズム101」(紫月尼蜜香/著 : 東邦出版)を衝動買いして読みまして。
本田宗一郎やレディ・ガガやエジソンや、いろんな偉人たちの名言を学ぶというこの本、知らない名言が多くて面白いし、タメになるのですが、、
やはり、浮かんでしまうんです。
「アンサー名言」が。
3、しっくり来ない名言に、反論してみる。
反論というほど大げさなことではないですが、浮かんだ「アンサー名言」、2つ紹介します。
成功の秘訣は、当たり前のことを特別上手にすることだ。
なるほどー、、
でも、、
だからこっちは、その「特別上手にする」方法を知りたいのだ!
――俺
と、ついつぶやいてしまいました。
成功の秘訣を語るなら、むしろそこを教えてほしいなー、と。
絶望の隣は希望です。
――やなせたかし
なるほどー、、
でも、、
隣り合うその間に、深く長い川が流れている。
――俺
これまたボヤいてしまいました。
空と君との間には、今日も冷たい雨が降っているわけです。 ←意味不明。
4、そんな僕でも、ぐうの音も出ない名言があった!
そんな風に、斜に構えて名言を読んでしまう自分ですが、そんな中でも、一つ、心をワシ掴みにされた名言がありましたので、紹介したいと思います。
敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが、明暗を分ける。
――王貞治
これには、頭を殴られたような衝撃を受けました!
たしかにそうです。何かに負けた時(仕事でプレゼンが通らなかったとか)、その「本番」に敗因を求めてしまいがちですが、その準備段階で、すでに決着がついていた、ということは往々にしてあります。
勝負の時だけ気合いを入れても、たかが知れている。
大事なのは、準備・練習にいかに力を入れ続けられるか――。
肝に銘じたい言葉です。
5、おまけ。長嶋茂雄の名言
ちなみに、では王のライバルである長嶋茂雄は、何か名言を残してないのかと、調べてみたところ、、
見つかりました!
さあ、紹介します。
うーん、この試合は、一点でも多く取った方が勝ちでしょう
――長嶋茂雄
いやー、さすがですね。
天才すぎる人の名言は、役に立たないのかも笑。
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「ラッスンゴレライ」他リズム芸人を一覧化して、分かった衝撃事実。
歴代のお笑いリズムネタを一覧で整理してみた。
8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」を、過去のものとして振り返る流れが、このところ出てきている気がします。
(もちろん彼らは今も大ブレイク継続中。個人的に、彼らにはこれからも活躍してほしいと考えています。)
以下の記事は、「ラッスンゴレライ」の何が面白いのかを、音楽的観点から説明しているのですが、音楽の専門家が書かれているようで、非常に納得感があります。
これとは全く異なりますが、僕も先日、「なぜラッスンゴレライが早くも飽きられたのか」を、自分なりに考察してみたところ、、
この記事、ここ数日で検索からの流入がじわじわと増大しています。(はてブロ的には注目されませんでしたけども笑)
「ラッスンゴレライ 飽きた」「8.6秒バズーカー ごり押し」などの語句での検索が増えています。
ひどい人になると、
「ラッスンゴレライ ウザい 全然面白くない うんざり」などといったAND検索をしていて、若干の怨念すら感じさせます笑。
で、今回注目したいのが、(上の記事でも引用されている)2月20日OA「東京ポッド許可局」での、マキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさんの3名も言及されていた、「リズムネタはここ10年くらいで生まれ、進化した」という、この「流れ」。
「これまでどんなリズムネタが世を賑わせたか」という、歴代お笑いにおけるリズムネタの流れを、ここで一度整理してみたいと思います。
ただの一覧ではなく、自分なりにそれぞれ「何が面白かったか」、「何が新しかったか」の考察も加えてみます。
そして最終的には、整理して得られた、ある種「衝撃的」な気づきや、リズムネタの元祖は何なのかについても言及するつもりです。
※ここでは、「リズムネタ」と「歌ネタ」は区別しています。
なので、例えばクマムシの「あったかいんだから」や、AMEMIYA、どぶろっくなどは除外しています。
歴代のお笑いリズムネタを一覧で振り返る。
さぁ、タイムスリップ!笑
1、8.6秒バズーカー
結成年:2014年
メンバ―:はまやねん、田中シングル
代表作:ラッスンゴレライ、お弁当、イマジネーション
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
通称ハチロク。芸歴1年未満でブレイクした、時代の申し子。
赤い服と黒いネクタイ、サングラスという姿が印象的。
フジテレビのお笑いネタ番組『オサレもん』、そして日本テレビの『ぐるナイおもしろ荘』で注目されたのを機に、一気に大ブレイクしました。
ネタ、つまり笑いの構造としては必ずしも新しい気はしませんが、何しろリズムのキレが斬新というか、「次世代」というにふさわしいネタです。
※シンコペーション等、詳しい分析は、上記リンクを参照ください。
個人的にはそれに加え、二人の声を重ねる演出なんか斬新だと思いました。
2、バンビーノ
結成年:2008年
メンバ―:石山大輔、藤田裕樹
代表作:ダンソン(ダンスウィング・フィッソン族)
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
× × ×
以前からリズムネタと言えるものを何個か披露していましたが、2014年キングオブコント決勝での「狩り」のコント、「ダンソン」により、一躍時の人となりました。
「ラッスンゴレライ」同様、一般の中高生たちが「やってみた」動画を拡散させたことも、人気に拍車をかけました。
動きもセリフ(歌詞)も、ラッスン以上に真似したくなる、物語性抜群のネタです。
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3、COWCOW
結成年:1993年
メンバ―:多田健二、善し
代表作:当たり前体操
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
いまや中堅芸人であるCOWCOWが生み出したリズムネタ。「体操」という意味では藤崎マーケットの影響がある気もしますが、ネタもリズムも緩いことが特徴で、子どもから大人まで愛された印象があります。
事前に録音された音に合わせる、NHK教育のパロディのようなフォーマットを採用したことも、広く受け入れられた要因でしょう。
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4、2700
結成年:2008年
メンバ―:八十島、ツネ
代表作:右ひじ左ひじ交互に見て、つまさきのアイドル、このダンスをする、鎖骨がティリティー
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
ザ・リズムネタ芸人とも呼ぶべきこのコンビ。お笑い芸人仲間からの熱い支持を受け、世に出てきた印象があります。ネタ(作った八十島は「曲」と呼ぶ)のバリエーションが豊富で、一つの方法論にとらわれず、自由な感性で作っているネタが多いです。
そのため、何が面白いのか、8.6秒バズーカー以上に説明・分析が難しい気がします。
2013年キングオブコント最終決戦で披露した「キリンスマッシュORレシーブ」のネタは、面白いか面白くないかで一大論争が巻き起こったほどです。
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5、藤崎マーケット
結成年:2005年
メンバ―:田崎佑一、トキ
代表作:ラララライ体操
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
「体操」というフォーマットによって、リズムネタを親しみやすいものにしたのが、彼らの一番の功績といえるでしょう。
だが、その人気ははかなく、今では藤崎マーケットの二人は「リズムネタ、ダメ、絶対」と啓蒙キャンペーンをして回っているそうです笑。
なお、ここ数年彼らは漫才の腕を磨き、いくつかの賞を受賞したりもしています。
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6、ジョイマン
結成年:2003年
メンバ―:高木 晋哉、池谷和志
代表作:ラップネタ
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
「ありがとう、オリゴ糖~♪」、「クリントン、20トン♪」など、完成度の高くないネタとリズムをあえて披露する、へたうまラップネタでブレイクしました。
当時お笑いブーム全盛で、オリエンタルラジオがキレのあるリズム芸を披露していたため、この「下手さ」が話題になり、人気を博しました。お笑いブームの中だからこそ話題を呼んだネタと言えるのかもしれません。
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7、ですよ。
デビュー年:2001年
代表作:ラップ漫談
所属事務所:吉本興業東京本社
ヒップホップのリズムに合わせて漫談する、インチクくさいラッパー。基本、大したことのないネタを披露し、その後で「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」と印象的に謝ることで笑いを取る、ある種のすべり芸。
そのため、寿命がひと際短かった印象、笑。
「エンタの神様」スタッフが作り出した芸人の一人です。
今では芸風をシフトチェンジし、実直に活動を続けているようです。
8、レギュラー
結成年:1998年
メンバ―:西川晃啓、松本康太
代表作:あるある探検隊
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
「あるある探検隊」は当初、「ジジイに傷口なめられる」「噛んでたスルメを見せられる」など、「あるある」ネタのふりして絶対にないことを言うという、捻りのある笑えるネタだった記憶があります。
それがブレイクしてからは、本当に「あるある」のネタを言うようになってしまい、面白味が激減してしまいました。
(この辺は、「エンタの神様」のスタッフの意向などが関係しているのかも。)
「西川くん」が気絶するくだりや、「詰めて」と立ち位置を調整するお約束など、ネタがきっちり練りこまれている印象がありました。
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9、アクセルホッパー(永井佑一郎)
デビュー年:1998年
代表作:バカテンポ、ナイツネタ
所属事務所:吉本興業東京本社
全く別のキャラを複数演じるという、器用なリズム芸人。アクセルホッパーはほとんど録音の声を流すだけという、ある意味攻めたネタでした。
バカテンポ、ナイツに続く「問題ないから~」というネタが第3の波を起こすかという頃、このネタを山崎邦正にパクられ、芽を摘まれたというのは有名な話です笑。
スタイリッシュでキレがよかったのですが、その分、真似したくなるという魅力に欠けていた気がします。
10、オリエンタルラジオ
結成年:2005年
メンバ―:中田敦彦・藤森慎吾
代表作:武勇伝、カリスマ
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
言わずと知れた、リズムネタの王者。
それまでの歌ネタとは一線を画す「武勇伝ネタ」で、NSC在籍時から頭角を現していたようです。
リズムネタ=お洒落でカッコいい、というイメージを植え付けたのも彼らの功績。オリラジがいなければ、リズムネタは今ほど浸透していなかったでしょう。
良くも悪くも評価され過ぎた感がありますが、その後の再ブレイクは見事としか言いようがありません。
オリエンタルラジオ LIVE 2011 ~絶賛、再ブレイク中。 オファーお待ちしております~ [DVD]
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11、コウメ太夫(小梅太夫)
デビュー年:1997年
代表作:漫談
所属事務所:SMA NEET Project
甲高い声でちょっとした不幸・不運ネタを言った後で、「チクショー!!」と全力で言う。というネタ。
(改めて考えると、「ですよ。」とネタの構造がソックリ。やはり「エンタの神様」のスタッフが作ったネタなのか。)
12、小島よしお
デビュー年:2001年
代表作:そんなの関係ねぇ!
所属事務所:サンミュージックプロダクション
元祖、子どもから人気を集めたリズム芸人。
一発屋と言われつつ、今日まで生き残っているのも特徴。人柄と、その頭の良さも要因か。
ブレイクしたネタでの「へたれ」キャラと、本人のタレント性が一致していたことが、バラエティでうまく立ち回れた要因と言えるかもしれません。
(小梅太夫のように無理して作ったキャラで、バラエティ番組をうまく乗り切るのは至難の技だと思う。)
まったくの余談ですが、24時間テレビの生放送の時、熱湯コマーシャルで熱湯に浸かりながらもリアクションせず、「そんなの関係ねえ!」と言い続けたのは、今や伝説と化しています。
(後日、事務所の先輩であるカンニング竹山に、「関係ねえことばっかりじゃねえぞ!」と怒られたとか笑。)
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・・・と、なんとなく流行った順(厳密ではない)に並べてみたのですが…、
まとめてみて気づくこと
もう皆さんお気づきかもしれませんが、、
驚くほどのよしもと率の高さ!
ですね。
というか、「エンタの神様」が世に送り出した人たちを覗けば、リズムネタ芸人は全員吉本興業所属と言ってもいいのかもしれません。
最近8.6秒バズーカーのことを「吉本のゴリ押しだ!」などという声が増えてきて、自分はそれに懐疑的でしたが、こうやって全てのリズムネタ芸人を振り返ると、あながち否定しきれない部分もあるのかも。
もちろん、単純に今テレビに出ている芸人は大多数が吉本興業の芸人ですし、才能を見抜く力・磨く力が吉本興業にはある、というだけかもしれないので、即座に「ゴリ押し」認定は違うと思っています。
まあ、もしリズムネタで芸人を目指している方がいるなら、吉本興業をお勧めします、ということは言えるかもしれません。
(そもそもリズムネタ芸人は目指すべきでないと、藤崎マーケットらは主張していますが。)
ところで、リズムネタの元祖は誰なのか?
上述の人物より前に、リズムネタをやっていた芸人はいないか、記憶とグーグル先生を駆使して調べてみたところ・・・、
ふかわりょう
デビュー年:1994年
代表作:小心者克服講座
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
がいますね。
「シュールの貴公子」と称され、腰に手を当て横揺れでリズムを取りながら、「お前ん家の階段、急だな」、「お前ん家、天井低くない?」などと一言ネタを言う。
これをリズムネタと呼んでいいのか
そもそもリズムに乗れているのか?
いったい何を考えてこのネタを作ったのか!?
など疑問は尽きませんが、、
(他にも調べてみて、ネット上では横山ホットブラザーズが元祖だとか、嘉門達夫も、牧伸二もそうだ、などという声がありますが、これらはやはり「歌ネタ」で括るべきだと思うので・・・)
ということで、当サイトで勝手に決定。
リズムネタの元祖は、ふかわりょう!
「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」
※間違っていても当方は一切責任は取りません。
おまけ。その他、リズムネタを披露したことのある芸人。
●ロバート
キングオブコントで披露した「トゥトゥトゥサークル」は、好評を博し、「真の優勝者」とまで言われました。
●バイきんぐ
※抜群の安定感。実力者は何をやらせても面白い、ということでしょうか。
これなんかは、リズムネタと言えるかも。
今年の新入社員は「消せるボールペン型です」だと…?もういい加減にしろ!
「日本生産性本部」という組織による、毎年ウンザリするレッテル貼り活動
「日本生産性本部」というシンクタンク(研究機関)が、毎年、新入社員をものに例えて発表しているのをご存じでしょうか?
平成27年度の新入社員は、「消せるボールペン型」だそうです。
消せるボールペンは高温下で文字が消えることになぞらえ、上司が熱血指導すると、個性を失い、離職する危険性をはらんでいると指摘。同本部は「若いうちは何度も書き直しができると思い、チャレンジしてほしい」
・・・はぁ!?
それ本当に、「今年度の」新入社員の特徴なの!?
結論ありきでレッテル貼ってるだけなんじゃないの!?
オッサンがひねり出した、ただの大喜利の答えなんじゃないの!?
ということで、もう少し詳しく調べてみました。
毎年発表される新入社員の「型」を調べてみたら、予想以上にクソだった。
この組織、毎年新入社員を何かに例え、発表しています。その都度ニュースになるようで、たしかに何度か聞いたことがありました。
(自分が新入社員だった時は、心の底からイラッと来たのを覚えています。)
調べてみると、驚くことに1973年から続いてる行事のようです。
(2002年までは「現代コミュニケーション・センター」という組織が命名しており、それを引き継いだ模様。)
ですが、すでに皆さんお察しのとおり、、
この例え、ただの「こじつけ」です。
今年と去年を入れ替えたところで、なんら影響ないと思えるほどの根拠の薄弱さです。
(上のYahooニュースコメント欄でも、オーサーの横山信弘氏が指摘していますね。)
以下、今年までに発表されたたとえ、全てをまとめます。
1973年 - パンダ型
1974年 - ムーミン型
1975年 - カモメのジョナサン型
1976年 - たいやきクン型
1977年 - 人工芝型
1978年 - カラオケ型
1979年 - お子様ランチ型
1980年 - コインロッカー型
1981年 - 漢方薬型
1982年 - 瞬間湯沸かし器型
1983年 - 麻雀牌型
1984年 - コピー食品型
1985年 - 使い捨てカイロ型
1986年 - 日替わり定食型
1987年 - テレフォンカード型
1988年 - 養殖ハマチ型
1989年 - 液晶テレビ型
1990年 - タイヤチェーン型
1991年 - お仕立券付ワイシャツ型
1992年 - バーコード型
1993年 - もつ鍋型
1994年 - 浄水器型
1995年 - 四コママンガ型
1996年 - 床暖房型
1997年 - ボディシャンプー型
1998年 - 再生紙型
1999年 - 形態安定シャツ型
2000年 - 栄養補助食品型
2001年 - キシリトールガム型
2002年 - ボディピロー型
2003年 - カメラ付ケータイ型
2004年 - ネットオークション型
2005年 - 発光ダイオード型
2006年 - ブログ型
2007年 - デイトレーダー型
2008年 - カーリング型
2009年 - エコバッグ型
2010年 - ETC型
2011年 - はやぶさ型
2012年 - 奇跡の一本松型
2013年 - ロボット掃除機型
2014年 - 自動ブレーキ型
いやはや・・・「ご苦労さま」というコメントしか浮かびません笑。
もはや笑うしかないですが、具体的にいくつかピックアップしていきますと、、
(次のサイトを参照しましたhttp://sizen.yamagomori.com/04_yume/freshmantype.html)
平成22年度(2010年)・・・「ETC」型
性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。
IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。
理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。
“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。
思わず最後に「歌丸です」と付けたくなるような、すがすがしいまでの単なる大喜利です。
考えた人のドヤ顔が目に浮かびます。
繰り返しになりますが、この「特徴」が「この年度の」新入社員特有のものだとは、到底考えられません。
平成15年度(2003年)・・・「カメラ付きケータイ型」
その場で瞬時に情報を取り込み発信するセンスや処理能力を持ち、機能も豊富だが、経験や知識がなかなか蓄積されない。
また、中高年者にとって使いこなしきれない側面もある。
山田くん、座布団一枚持ってっちゃってー(*'▽')
もう一度繰り返しますが、この「特徴」が「この年度の」新入社員特有のものでは、絶対にありません。
平成13年度(2001年)・・・「キシリトールガム型」
種類は豊富、価格も手ごろ。清潔イメージで虫歯(不祥事)予防に効果ありそうで、味は大差ない。
味は大差ない…!?(;・∀・)
本当に、どの年度を見ても、呆れることしかできません。
本当に根拠がない。
組織のHPに、本年度の「型」決定の元となった意識調査の結果がまとめられています。
このデータ自体は、なかなかに興味深いです。
【過去最低】「海外勤務のチャンスがあれば応じたい」に対し「そう思う」とする回答(50.1%)
【昨年度伸び幅5.8ポイント上昇】「給料の決め方(給与体系)」に対し「業績や能力よりも年齢、経験を重視して給与が上がるシステム」を希望する回答(44.1%)
などなど、いくつか興味深い、有意義とも言える調査結果が記されています。
(この種の調査では「わが国で最も歴史のあるもの」だそうです。)
なのに、
この調査結果のまとめを何度読み返しても、「消えるボールペン型」に結びつく根拠が見当たらないんです。
消えるボールペン自体も今年度にまつわるものでもないし・・・、
もはや、以前のボツ案を使いまわしたのではないかと思えるほどの、例えのクオリティの低さです。
今年度以前も、「東日本大震災の直後で~」等、中にはかろうじて「その年度ならでは」の根拠が見てとれるものもありますが、、
基本的にはどの年度もこじつけ、あるいはこじつけてすらいない新入社員の一般化です。
もう、こんな発表はやめたらどうか。
この「型」のレッテル貼りの滑稽さを伝えたく、少し茶化した書き方をしましたが、笑いごとではなく、即刻発表をやめるべきものだと考えています。
「根拠なきレッテル貼りによる、新入社員の一般化」がどんな弊害を生むか、想像に難くはありません。
「今年の新人は自動ブレーキ型だからなぁ・・・」(2014年)などと上司に言われて、新入社員がどんな気持ちになるのか、レッテルを貼った者たちは想像しているのでしょうか?
(もっとも、そこまで浸透してもいないですが。)
そもそも、
この「型」を決める組織は、学識経験者などで構成されているそうですが、、
学者・研究者であるなら、「結論ありきでデータを見る」(=こじつける)ことの危険性を、しっかりと認識するべきではないのでしょうか?
(別にここで、小保方氏の件を持ち出す必要もないでしょう。学識者の恒例行事として、非常にみっともないものだと思います。)
「いやいや、ただのユーモアですよ」
「話のタネになればいいと思って」
などと言い訳するのでしょうか?
はっきり言います。
新入社員を毎年ものに例えて発表する団体なんて、キモいです。
各メディアも是非、こんなニュースを垂れ流さないでいただきたい。
(つねづね思っていたので、ちょっと真面目に書いてしまった。。)
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Amazonアソシエイト審査に落ちた…けど1記事足したら承認された!
1、Amazonアソシエイトの、審査に落ちた。
いやーヘコみました。
ブログをはじめて1週間ちょっと。僕は本好きなので、これから書籍なんかをブログで紹介する機会が多いと思い、
どうせなら「Amazonアソシエイト」に登録し、お小遣いを稼ごう(稼げないともっぱら噂だけども!)と、
さっそく登録申請をしたのですが、、
(Amazonアソシエイトとは、まぁ要はAmazonのアフィリエイトです ←説明が雑)
Amazon事務局からの返信は、、
アソシエイト・プログラムから審査結果のお知らせ
Amazonアソシエイト・プログラムにお申し込みいただき、ありがとうございます。
このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、お申し込みを承認することができませんでした。
えっ!?
承認することができませんでした。
承認することができませんでした。
できませんでした。
・・・・
うそーん!!?
登録できないの…!?
とショックを受けたのでした。
2、審査に落ちた理由を考えた。
なぜ承認されなかったのだろうとメール本文を確認したのですが、いまいち理由がつかめません。
(まあさらっとググってみたところ、わりと「あるある」な話っぽいのですが。。)
メールに書かれていた「参加を承認することができない」ケースが以下なのですが、、
1. Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
⇒
未完成…?
いや、ブログに完成などない!!(←名言。)
2. お申し込みのURLに入力誤りがあるのでサイトを確認できない、または他者(社)が運営するWebサイトやURLでのお申し込みの場合
3. Webサイトに閲覧規制がなされており、内容を拝見できない、または閲覧規制をかけているコンテンツを含むWebサイトでお申込みのため審査が行えない場合
4. お申し込みフォームにご登録の住所、氏名、電話番号が正しくない場合
5. Webサイトのドメイン名の中に、「amazon」「javari」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる場合
SNSでこれらを含むユーザー名を名乗ることもお断りしております
⇒
これらも、ない。
6. 知的財産権を侵害している場合
⇒
た、たぶんない…。
7. 露骨な性描写がある場合
8. 未成年の方のお申し込み
⇒
これらもない。
ということで、理由が見当たらないのです。
この記事にあるように、Amazonでの購入実績がないアカウントでは審査は通らない、という話もありますが(ここが結構みなさんの落とし穴らしい)、自分は購入実績もありました。
と、いうことは、、
3、唯一、思い当たる節が・・・
はじめに「ブログに完成などない!」と強がったものの、、
実際、「作成したばかり」のブログであることは否めません。
申請時点で、記事数は「4つ」でした。
ドキッ…!
ということで、記事を追加してみることにしました。
どんな記事を追加すればよいか、、
(Amazonをベタ褒めする記事でも書こうか・・・)
などと悩んだあげく、追加作成したのが、以下の記事です。
(注;記事内のAmazonリンクは承認後に追加しました。)
この記事を追加し(それ以外は何も変更せず)、再度審査を申し込んだところ、
1時間30分ほどで、
「承認したよ!!」
とメールが来ました!
(承認の時のほうがメールが来るのが早いっぽい。)
5、結局、なぜ審査に落ちたのか?
簡単な話、「こういう風にAmazonアソシエイトを利用します!」というプレゼンテーションがブログ中でできていなかったのだと、自分では解釈しています。
書籍をブログで紹介するなら、Amazonアソシエイトの承認を受けたあとで、リンクを張ったうえで紹介しよう、と考えていたのですが、
1記事でもいいから事前に作成し、審査担当者に見てもらう、ということが必要なようです。
そのプレゼンがきちんとできていれば、記事数はもっと少なくても(1記事でも?)よかったのでは、と考えています。
ともあれ、無事承認。
メデタシメデタシというお話でした。
(※ちなみに、上記の記事を追加してもなお審査に落ちた場合、本気でAmazonベタ褒めの記事をアップしてみようと考えてました笑。)