mediaworkerの雑感

WEBとTVを行ったり来たり、ときどき生き方語ったり。

名言集を読んで、一番心に響いた「偉人の名言」を紹介します。

1、偉人たちが遺した名言は、意外としっくり来ないものが多い。

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皆さんは、松下幸之助が遺したこの名言を知っていますか?

出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。


まあ、わりと有名な名言ではありますが、、僕、これを見ると、思っちゃうんですよね。

出すぎた杭は打たれないが、抜かれる。

って。

たしかに、何かに突出した人間は、周囲の人たちに才能を潰される、というようなことはないのかもしれません。
が、
逆に組織のあぶれ者になっちゃうなんてこと、よくあるんじゃないでしょうか?

それが日本の社会のよくないとこでもあるのですが・・・。


とにかく、このように名言がしっくり来ず、つい反論――いわば「アンサー名言」(笑)が浮かんでしまうこと、
よくありませんか??


2、「偉人のアフォリズム101」を読んだのだが・・・


なぜこんなことを書き始めたかというと、偉人たちの名言を集めた本、「偉人のアフォリズム101」(紫月尼蜜香/著 : 東邦出版)を衝動買いして読みまして。

偉人のアフォリズム101

本田宗一郎レディ・ガガエジソンや、いろんな偉人たちの名言を学ぶというこの本、知らない名言が多くて面白いし、タメになるのですが、、

やはり、浮かんでしまうんです。
「アンサー名言」が。

3、しっくり来ない名言に、反論してみる。


反論というほど大げさなことではないですが、浮かんだ「アンサー名言」、2つ紹介します。

成功の秘訣は、当たり前のことを特別上手にすることだ。


――ジョン・ロックフェラー


なるほどー、、
でも、、

だからこっちは、その「特別上手にする」方法を知りたいのだ!


――俺


と、ついつぶやいてしまいました。


成功の秘訣を語るなら、むしろそこを教えてほしいなー、と。


絶望の隣は希望です。


――やなせたかし


なるほどー、、
でも、、

隣り合うその間に、深く長い川が流れている。


――俺


これまたボヤいてしまいました。

空と君との間には、今日も冷たい雨が降っているわけです。 ←意味不明。

4、そんな僕でも、ぐうの音も出ない名言があった!


そんな風に、斜に構えて名言を読んでしまう自分ですが、そんな中でも、一つ、心をワシ掴みにされた名言がありましたので、紹介したいと思います。

敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが、明暗を分ける。


――王貞治


これには、頭を殴られたような衝撃を受けました!


たしかにそうです。何かに負けた時(仕事でプレゼンが通らなかったとか)、その「本番」に敗因を求めてしまいがちですが、その準備段階で、すでに決着がついていた、ということは往々にしてあります。

勝負の時だけ気合いを入れても、たかが知れている。
大事なのは、準備・練習にいかに力を入れ続けられるか――。


肝に銘じたい言葉です。

5、おまけ。長嶋茂雄の名言


ちなみに、では王のライバルである長嶋茂雄は、何か名言を残してないのかと、調べてみたところ、、
見つかりました!

さあ、紹介します。


うーん、この試合は、一点でも多く取った方が勝ちでしょう


――長嶋茂雄


いやー、さすがですね。
天才すぎる人の名言は、役に立たないのかも笑。




偉人のアフォリズム101

偉人のアフォリズム101

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