花見の前に桜を読もう!桜が出てくる小説・漫画ランキングベスト10
桜が印象的に登場する小説・漫画をランキングで並べてみた。
桜の開花も近づき、花見の季節が待ち遠しくなってきました。
最近スタバやらなんやらで、「サクラ味」だの「桜フレーバー」などという食べ物・飲み物が増えていますが、
「桜の味とか言われても、桜食べたことないから分かんないよ!」
と思っている方も多いでしょう。
そんな方のために、この記事を書いてみます。
そう。
桜は舌で味わうのでなく、目で味わうもの。
もちろん、実際に花見に行ければベストなわけですが、忙しかったり、ぼっちだったりで、花見に行けない方も多いと思われます。
そこで、桜が印象的に登場する作品(小説・漫画)を、
ベスト10形式で紹介してみようと思います。
(読んだことのある作品でランキングを組んでますが、特に大きな漏れはない気もしてます。)
10位 『さくらん』安野モヨコ(KCデラックス イブニング)
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/05
- メディア: コミック
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『ハッピーマニア』、『働きマン』などの作者、安野モヨコの代表作。
江戸・吉原で育った「きよ葉」が、花魁になるまでの葛藤や苦悩が描かれています。
1巻だけなので読みやすい。蜷川実花監督で映画化もされましたね。
(映画版の、ラストシーンの桜は圧巻です。)
映画はもちろん、原作のコミックも絵が耽美的とでもいうか、美しく印象的です。
タイトルの通り、桜の季節にはピッタリかも。
9位 『八重の桜』原案/山本むつみ 漫画/竹村洋平( 『ジャンプスクエア』集英社)
- 作者: 竹村洋平,山本むつみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: コミック
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あの大河ドラマが原作のコミックという異色作。
会津の女として激動の時代を生き抜いた、「幕末のジャンヌダルク」こと山本八重。その軌跡を描いた物語です。
一度散っても春になれば再び花を咲かせる「桜」に、八重が例えられたことで、このタイトルがついています。
それにしても、大河原作とは思えぬ作画のセクシーさ!笑
直接、桜が登場するシーンはけっして多くないですが、大河ドラマのオープニング映像の美しさを記憶している方なら、この季節に読むにピッタリでしょう。
ちなみに、異色作とは言いましたが、
「八重の桜」原作のコミックは、以下もあるようです。
『凛々と咲く -八重の桜-』
(作画:久木ゆづる 『サムライエース』角川書店)
- 作者: 久木ゆづる,山本むつみ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: コミック
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『八重の桜〜男勝りな少女〜』
(作画:梨月詩 / 『増刊Cheese!』小学館)
- 作者: 梨月詩,NHKエンタープライズ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: コミック
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8位 『4月になれば彼女は』成井豊、真柴あずき(CARAMEL LIBRARY)
- 作者: 成井豊,真柴あずき
- 出版社/メーカー: 論創社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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人気劇団である演劇集団キャラメルボックスの名作の、戯曲です。
シンプルな構造の物語なので、戯曲に慣れていない人でもスラスラと読めます。
写真も挿入されているのでイメージもしやすい。
劇中に桜が登場するシーンは必見。じんわりと涙があふれてきます。
そんなハートフルな一作。
7位 『葉桜の季節に君を想うということ』歌野正午(文春文庫)
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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これはちょっと脱線というか、劇中に桜なんて出てたかな?くらいの感じではあるのですが、タイトルと本の表紙に桜(葉桜)が登場することと、なにより、面白い小説であることから、ランキングに入れてしまいます!
(それを言い出したら、『ドラゴン桜』も入れろよ、と自分ツッコミが入りましたが、そこはスルーで。。)
どんでん返しが印象的なミステリーです。
結構ページ数はありますが、最後まで読んで損することはありません!
6位 『夕凪の街 桜の国』こうの史代(アクションコミックス)
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
- メディア: コミック
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※このあたりから、本格的に桜をモチーフとした作品群に突入します。
けっして派手な作品ではありませんが、じんわり心に沁みるコミック。
昭和三十年の広島を舞台に、戦争とは何か、原爆とはなにかを、一人の女性の視点から振り返る。そんな話です。
こう書くと堅苦しく感じるかもしれませんが、女性の心情が丁寧に描かれており、引き込まれます。
何よりコミックなので読みやすい。
(ノベライズ版もあります。)
こちらも田中麗奈主演で映画化されました。
5位 『桜の樹の下には』梶井基次郎
- 作者: 梶井基次郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/08
- メディア: 文庫
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『檸檬』で有名な、大正から昭和期の作家、梶井基次郎先生の作品。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」と考えた男の話です。
ちょっととっつきにくい部分もなくはないですが、味わい深いので、時間がある休日などに是非。
4位 『新釈・桜の満開の木の下』森見登美彦(祥伝社文庫)
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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『新釈・走れメロス』に収録。
要は古典的名作への、森見登美彦なりのパロディ・オマージュ作品集です。
このラインナップに入れるべきものではないかもですが、ワケあって入れてしまいました。
(もちろん、面白いからランクインさせたのいうのが最大の理由です。)
そのワケとは、この元ネタとなった作品がラインクインしているからです!(先に言ってしまった…)
3位 『櫻の園』吉田秋生(花とゆめCOMICSスペシャル)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/09/05
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女子高校の演劇部に所属する生徒たちの心模様を描く名作です。
もはや、古典と言ってもいいでしょう。
映画化も何度かされていますが、これは原作コミックが断然おすすめ!吉田秋生先生は絵がシンプルなので、慣れるまでとっつきにくい感はありますが、それを超えてしまえば、心にほっこりと温もりを与えてくれます。
2位 『秒速5センチメートル』新海誠(文庫ダ・ヴィンチ)
- 作者: 新海誠
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/10/24
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「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」――。
新海誠監督が、アニメーション映画『秒速5センチメートル』では語られなかった心の情景を描く、そんな小説です。
もちろんアニメ映像も美しいわけですが、この小説の、心に風景を想像させる描写力もなかなかで、個人的には小説のほうがおすすめです。
1位 『桜の満開の木の下』坂口安吾(講談社文芸文庫)
- 作者: 坂口安吾,川村湊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/04/03
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言わずと知れた古典の名作。堂々の1位といっていいでしょう。
個人的には桜うんぬんを抜きにして、「ラストが印象的な小説」ベスト3に入ります。
そんなに長い小説でもないので、忙しい方もじっくり味わうことができるでしょう。
本当におすすめです。
まとめ
「桜」を題材として扱っている作品を思い起こすと、そのほとんどが映像化されていることに気づきます。
やはり桜は日本人誰もがイメージできる美しい花ですからね。
映像制作者が実写化したい欲求にとらわれるのも無理はない気がします。
映画でも小説でもコミックでも、花見の代わりに、または花見の予習として、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
【総括!】「ラッスンゴレライ」もう飽きた?8.6秒バズーカーが爆速で飽きられた6つの理由
ラッスンゴレライがすでに飽きられつつある理由を、本気で考察してみる。
8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」といえば、意味不明な歌詞ながらも「説明してね!」と言われれば誰でもできる、言わずと知れたリズムネタです。皆さん、彼らのネタ、楽しんでますでしょうか?
※動画↓↓【公式】8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』 - YouTube
リズムネタに賛否両論がつきまとうのは世の常ですが、
ネット上のコメントを見ると、ここ1、2ヵ月ほどは特に酷評が増えてきている気がします。
試しにこの辺のYahooニュースのコメント欄でも見てみると、いかに彼らを嫌う声が多いかが分かるでしょう。
さんまも8・6秒バズーカーにダメ出し オリラジ&藤崎「パクったやろ?」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
「全然面白くない」「吉本のごり押しだ」などと叫ばれて久しい「ラッスンゴレライ」ですが、、
ちなみに私は初めて見た時、素直に面白いと思いました。
あからさまにオリラジ(オリエンタルラジオ)の「武勇伝」ネタの影響は感じましたが、さらにエッジの効いたリズムと動き、まさに「次世代」と呼ぶにふさわしいと感じたものです。
なのですが、、
最近、なんでしょう。テレビで彼らが「ラッスンゴレライ」をやり出した場面に出くわした時の、こそばゆいというか気恥ずかしいというか……なんともスベったようなこの空気は…。
いや、スタジオで観覧している観客は盛り上がっていることが多いのですが(まさか、編集で笑い声を足している、なんてことはないと思いますし…)見ていてどことなく、そら寒さを感じるものです。
なんというか……あえて言葉にするなら、
「古い」と感じてしまう自分がいるのです。
まだそれやってんの?
という感じですね、はい。
同じように感じる方、多いのではないでしょうか?
そこで、一度は彼らを愛した立場として、なぜ彼らがこうも早く飽きられてしまったのか、原因を考えてみました。
(詳しい方には、今更なにを、という感じかもしれませんが。。)
理由①、「ネタ」のフォーマットとして成立していない。
たとえばオリラジの「武勇伝」は、「武勇でんでんででんでん♪」というリズムに乗りつつ、「あっちゃんがいかにすごいか」のエピソードを語る、という内容です。
(以下、脳内でリズミカルに再生してください。)
「ハナから全裸で野球拳」
「すごい ただただ裸になりたいの!」
× × ×
「カーナビの指示を全部無視」
「すごい お台場行くのに埼玉経由」
といった感じです。はい、思い出してきましたね笑。
このエピソードがすなわち「ネタ」であり、この部分を入れ替えることで、様々なバリエーションを楽しむことができるのです。
が、「ラッスンゴレライ」には、この「ネタ」に相当する部分がありません。
「彼女と車でラッスンゴレライ\(-o-)/」
の部分を、
「飼ってる犬とラッスンゴレライ\(-o-)/」
と変えたところで、別の面白味が生まれるわけではありません。
そのため、見るたびに別の「面白さ」が生まれる、ということはなく、ただ同じ「面白さ」を堪能するのみ、ということになり、飽きられやすいわけですね。
(そう考えると、初見から面白くないと感じた方にとっては地獄ですね笑)
ちなみに、松本人志氏が「これはネタでなく曲ですよね」と発言した真意は、ここにあると筆者は理解しています。
理由②、動画サイトでの激しい消耗
これは今に始まったことではなく、「日本エレキテル連合」のブレイク時などにも言えたことですが、
今は評判になったネタは、動画サイトでリピートして楽しむことができます。
好きな時に、好きなだけ観られる――こんな状況になってしまっては、飽きるのが早いのも当たり前ですよね。
芸人にとっては、つらい時代に突入していると言えるでしょう。
理由③、公式動画が、致命的なミスを犯している。
【公式】8.6秒バズーカー『ラッスンゴレライ』 - YouTube
彼らのことを知らない人が、その評判を聞いて、YouTubeで見てみるとします。
もちろん、検索してトップに表示されるこの【公式】動画を見るでしょう。
けどこの動画…なんとも寒い空気が漂っています。
そう、今のバラエティ番組で必須となっている、「観客の笑い声」が入ってないんです!
視聴者は笑い声込みのパッケージで提供しないと笑ってくれない、というのはもはや周知の事実でしょう。
それなのに、公式サイトがこんな動画をアップしてしまうなんて…、ちょっと脇の甘さを感じます。
理由④、オリラジに本家越えされて、終了。
完コピ!オリラジが「ラッスンゴレライ」をやってみた !8.6秒バズーカーも驚愕!「日本女子博覧会-JAPAN GIRLS EXPO 2015 春-」発表会1 - YouTube
これ見ていただければ一発でお分かりですね。
実力の違いを見せつけられてしまいました。はい。
理由⑤、赤シャツサングラスという「記号」で世に出てしまった。
分かりやすい衣装で芸人が舞台に立つ場合、認知が早いというメリットがありつつも、個性が深いところまで伝わらないというデメリットがあります。
(これまでも藤崎マーケット、小島よしおらがそういった自己分析を披露しています。)
彼らが田中シングル、はまやねんという割と工夫を凝らした個人名なのにも拘わらず、いまいちパーソナリティが浸透していないのは、この辺りに原因があるような気がしてなりません。
ちなみにオリラジは、「エンタの神様」に「武勇伝ネタ」で抜擢された際、分かりやすく柔道着を着てネタをやって欲しいとスタッフから要望を受けたそうですが、上述のような危惧から頑なに断ったそうです。
理由⑥、やはり、出世が早すぎた。
彼らはまだ芸歴1年弱。
トークも未熟なら、助けてくれるはずの先輩芸人とのコネクションもありません。
素顔の彼らというか、フリートークを披露する彼らを見ていると、どことなくハラハラしてしまいます。
同じくリズムネタでブレイクした「2700」が、ほぼ「芸人推薦枠」と言うべき形で世に出たことを考えると、彼らの孤立奮闘ぶりは、察してあまりあるでしょう。
まとめ
松本人志、明石家さんま、そして北野たけしと、続々と大御所にDisられる8.6秒バズーカー…。
もはや1周回って、応援したくなってきます笑。
今は超多忙ですから、パンチの効いた新ネタを生み出すことは難しいかもしれません。
「お弁当」「ありそうでない(イマジネーション)など、別ネタもあるにはあるようですが……。
この社会現象と言うべき「ラッスンゴレライ」を生み出した彼らですから、今後もまた、大きな花を咲かせてくれることを期待したいと、強く思っています。
↓こちらの記事も!
「ラッスンゴレライ」他リズム芸人(ネタ)を一覧化して、分かった衝撃事実。mediaworker.hatenablog.com
「猫もぐらたたき」が可愛すぎ!! 応援したくなる!!
あまりに応援したいニュース、というかプロジェクトに遭遇してしまったので、シェアしておきます。
猫が0.2秒で虜になる玩具「猫もぐらたたき」で日本の猫を幸せにしたい!(By 一般社団法人 アニマル・ドネーション) - kibidango【きびだんご】
「きびだんご」というクラウドファンディングサイトで、現在資金集めが行われているようです。
「猫もぐらたたき」とは、ずばり、
"猫が0.2秒で夢中になる"
をコンセプトに開発されようとしているおもちゃだそうです。
しかも、収益の一部を一般社団法人アニマル・ドネーションという団体を通じて、保護猫カフェ「ネコリパブリック」に寄付するとのこと。
さあ、猫を救おう!!笑
いや、別に私は組織の回し者ではないんですよ??
でも、あまりにカワいくて、つい…。
同プロジェクトは、「2022年2月22日までに猫の殺処分ゼロを目指す」という目的のもと行われているそうです。
販売個数も2,222個を予定だとか、笑。
応援するニャー!
2015年のCM界は、中村洋基というぶっ飛びクリエイターが席巻する!?
PARTYという制作会社のクリエイティブディレクター、中村洋基が、『AdverTimes(アドタイ)』で連載している記事が面白く、タメになる。
とある若者クリエイターの緩やかな死と、バッターボックスの間 | AdverTimes(アドタイ)
まあ、ザックリ言うと、
・CM制作は社内外のコンペを経て採用作品が決まるため、企画の採用確率が非常に低い。
・たまに企画がコンペを通っても、クライアントからのオーダーに四苦八苦することになる。
・ゆえに、納得のいく「成功体験」を得られる確率は、壊滅的に低い。
という制作の現場の問題点(というか、当たり前とも言える現状)を指摘したうえで、ではどうすればいいかを考える、というコラムだ。
(と、まとめたら身もフタもないけど、とにかく文章が面白いので、是非リンクをご覧ください。)
そんな現状であるがゆえに、中村氏が出す結論は、
「とにかく、一回でも多くバッターボックスに立とう!」
ということなわけです。
これは本当にそう。
「失敗なくして、成功にはたどり着けない」
とはよく言われますが、
打席に立たない限り、失敗することさえできないけです。
この考えを実践すべく、中村氏は、「違う角度から攻める」という頑張り方をしたそう。
たとえば、ぼくの場合、もともと電通のクリエイティブの先輩方のような、すばらしいアイデアは到底思いつかなかった。ところが彼らは、アイデアはすばらしいのに、デジタルのアウトプットに落とすための具体的なディレクション方法が欠落していたのだ。
「こんな面白い感じにやってチョ」で、いいものができるはずはない。ぼくは、サーバーサイドのAPI仕様を書いたり、アニメーションやインタラクションを実際に同じソフトで作って「このような動作にしましょうよ」と、具体的にデジタルプロダクションとの連携を取ることになった。
プランナーは、アイデアが理想に近い形でアウトプットになるので、喜んだ。
プロダクションも、自分の範疇より上のアウトプットになった。喜んだ。
そして、実際、仕様に解釈する時点で、かなりぼくのアイデアが盛り込まれている。ぼくは、勝手にこの役職を「テクニカルディレクター」と称して、名刺をつくった。
当時、会社では「そんな役職ないので、名刺つくれません」と言われたので、
自分でキンコーズに入稿して、会社とは別に、名刺をつくった。自分の立場がはっきり変わった。
まわりも、ぼくに声をかけるタイミングがわかってきた。
こうなると、アウトプットにこぎつけられる確率は、ほぼ100%になった。
事故でもなければ、まず確実にアウトプットにこぎつけられる。
なぜなら、大筋決まった、かつ自由に作れる仕事が舞い込むことになり、
当時の電通で、他に同じようなことをやっている人間が誰もいなかったからだ。
要するに、他人の企画のアウトプットを手伝うポジションを勝手に作ってしまったわけです。
まあ例えて言うなら、「打者のサポート」と称して一緒にバッターボックスに入っちゃう、といったところでしょうか?
そう考えるとかなりの荒業ですね笑。でも、いい発想だと思います。
この方の名前、決して有名というほどではないかもしれませんが、業界ではかなりキテると話題になってます。
プロフィール的には、
最近の代表作に、レディー・ガガの等身大試聴機「GAGADOLL」、トヨタ「TOYOTOWN」トヨタのコンセプトカー「FV2」、ソニーのインタラクティブテレビ番組「MAKE TV」などがある。
とのこと。
いやはや、多分この方、さらに注目されていくでしょうね。
だって面白いもの! 発想も、文章も。
「ブログを書いてます」と言うと、「いくら稼いでるの?」と聞かれるウザい時代になってきた。
今から数年前のこと。
私はそれまで5年ほど続けていたブログをキッパリとやめました。
それまで趣味というか、日々のちょっとした思いを吐き出すために書き続けていたのですが、
その時期、「ブログを書いてます」と周りの人に言うと、
「へぇ、いくら稼いでるの?」
と返される機会が多くなってきていたからです。
いや、そんなんじゃねーから!
まあ要は、アフィリエイトやらアドセンスやらが世間に浸透してきた時期だったのでしょう。
「くそー小銭稼ぎ集団め!」と心でアフィリエイターたちに悪態を突きつつ、なんかブログという媒体がけがれた、あさましい場所のように思えて、スッパリとやめてしまったのでした。
でも、今になって思うのですが。
「人からどう思われようと、どうでもいいんじゃね!?」と。
「ていうか、稼ぎたかったらそれでもいいんじゃね!?」と。
今の時代、アフィリエイトで稼ぐって、大変みたいですしね!
ってことで、心機一転、
これからは書きたいことを書く。
それでもし、稼げる方法があるなら、私も探る!! ←(゚Д゚;)!?
みたいな方針で、ゆるーく書いていきます。
ってことで!!